今回のテーマは「突然黙り込む男性」「突然泣き出してしまう女性」について書いていきたいと思います。
「突然黙り込む男性」や「突然泣き出してしまう女性」に悩んだことありませんか?
お互いなんで?と考えてしまうのは、当然です。
なぜなら、男性と女性はそもそもの考え方や、潜在意識、育ってきた環境が違うからです。
「突然黙ってしまう男性」「突然泣き出してしまう女性」にはそれぞれ「意味」があります。
そして、対処法もあります。
それは「黙って見守ってあげる」ことです。
これらの事をお互いが理解して、歩み寄る事で人間関係が上手くいきます。
それでは詳しく説明していきますね。
まずは自己紹介
- 選択理論心理学を学ぶ
- これまで読んできた心理学の本は200冊以上
- 年間2000名以上の方を接客
- 「突然黙り込む男性」「突然泣き出してしまう女性」の対処法
- なぜ男性は突然黙り込んでしまうのか?
- なぜ女性は突然泣き出してしまうのか?
- 男性、女性の考え方の違い
男性はなぜ突然黙り込むのか?
男性とデートやお出かけしていると、急に黙り込むことありませんか?
出会った直後は、お互い探り合いの中、いい感じで会話ができていて「この人と話が合うなあ」なんて思っていたりします。
「もっと彼の事詳しく知りたいな」なんて思っていた矢先、どう言うわけか、急に黙り込む彼。
「あれ?私、何か嫌われるようなことしたかなあ」なんて心配になりますよね。
でも大丈夫です。
男性が急に黙り込むには、理由があるからです。
例えば
ねぇ、そう思わない?
だってそうじゃない、
それっておかしいよね!
……..
あたしねぇ、思ったんだけど
最初からそうしてれば、
良かったと思わない?
……..
ねぇ、聞いてる?
うん、聞いてるよ….
こんな時ありませんか?
時々、殻に閉じこもるように、黙り込むこと。
こんな時は大抵の男性はこんな事考えています。
- 「やばっ!超可愛い」
- 「どのタイミングで告白しようかな」
- 「予約のお店の時間大丈夫かな?」
- 「嫌われたらどうしよう…」
なぜ男性がこのような「急に黙り込む」のかというと、男性は複数の事を同時にやる事が、苦手だからです。
女性と話すことに集中していると、他の事ができません。
逆に考え事をしていると、女性と話す事ができなくなってしまいます。
その為に「急に黙り込む」という行動をとってしまうのです。
逆にペラペラと話す男性は
もし、ここで男性が「この女性はちょっと違うかな?」と思ったら、どうでも良いことをペラペラと、話だします。
女性としては、男性がペラペラと話をしていると、「あっ、この人私のこと好きなのかも」と思う人もいるとは思います。
しかし、そうとは限りません。
ここで、見極める為には、「どういう内容の会話」かが重要です。
「内容が薄い会話」「どうでも良い世間話」は時間稼ぎの会話になります。
もし、女性のことを真剣に考えているのであれば、「あなたに対しての質問」「先の未来のこと」「自分のアピール」などあなたへプレゼンが、はじまっています。
あなたに「好き」になってもらいたい、一心でプレゼンをしています。
こんな時男性は、「好きになってもらう為に」「嫌われないように」と必死で言葉を選びながら、話をします。
ですから、男性が話す内容が、とても重要になってきます。
ペラペラと話す男性には、良く耳を傾けてみてください。
そして「急に黙り込む」男性は色々なことを考えていますので、そんな時は優しく接してあげてくださいね。
急に黙り込む男性の対処法
男性が、急に黙り込んでしまったら、しばらく放っておきましょう。
男性が、何かのことで、考えを集中し始めたら、他のことを考えられなくなります。
女性が話を続けても耳に入りませんし、返事を促しても空返事になってしまいます。
くれぐれも「ねぇ、ちゃんと聞いてる?」「全然話聞いてないでしょ!」などとは、言わないでくださいね。
男性は、自分1人で考えて、結論を導こうとする習性を持っています。
こんな時に女性は、女性同士の時のように習慣で、共感的に接しようとしてしまうものです。
女性は「どうしたの?何か悩みでもあるの?私に話してごらん」などと男性に問いかけると、「あなたが頼りないから私が助言してあげる」と聞こえてしまう場合があります。
男性は、とても小さいプライドを持っていますので、傷ついてしまいます。
そして、突然黙り込んでしまっている時は、あれこれ邪魔されると、「ウザイ」と思ってしまいので注意が必要です。
男性が黙り込んだ時は、放っておくことが、男性への最高の「おもてなし」になります。
その辺りは申し訳ありませんが、よろしくお願いします。
なぜ女性は突然泣き出してしまうのか?
昔から「女の涙は武器」と言われています。
男性と女性が意見をぶつけあっている時、突然女性に、涙をこぼされてしまったこと、ありませんか?
「女性はすぐに泣く」「泣けば解決できると思っている」と思っている男性も少なく無いと思います。
でも、実際は泣きたくて泣いているわけではありません。
悲しい時は、もちろんですが、それ以外の理由で涙が溢れてしまうこともあります。
例えば
- 彼に対しての怒りが頂点に達した時
- 言いたい事が伝わらない時
- 生理前で精神状態が安定していない時
- 彼に呆れて、バカバカしくなった時
このように女性は、何か起きたことによって、自分が被害を受けて自分が可哀想で、自分の為に涙を流す傾向にあります。
一方男性は、目の前の事柄に対して、その被害を受けた人や、事実に対して涙を流す傾向にあります。
男女(夫婦、カップル)の喧嘩で、こんな経験ありませんか?
なんでそんなことで泣くんだよ!
私にもわからないわよ!
意味わかんねえなぁ。
私がどんな気持ちだったか考えたことある?
これは、彼と喧嘩になって、自分がストレスを受けて可愛そうになり、本能がストレスを排出する為に涙を流しています。
そして、涙を流しているのに、理由もわからない、男性に対して怒りが頂点に達して、余計に泣いてしまうのです。
女性は複数の感情が蘇る
女性はもともと感情的なセンサーが、男性よりも働きやすい上、マルチタスクで、あれもこれも複数の思いが蘇ります。
そして感極まり、涙に変わります。
複数の感情が、マルチタスクがゆえに、働く為、涙への耐性が男性よりも低いと、考えられています。
ですから、1つの出来事だけではなく、複数の出来事が思い出され、自分の感情が乱れているせいもあり、何に怒っているかも、忘れてしまっている女性もいるかと思います。
あの時もあなたそうだった
じゃない!
なんで今その話が出てくるの?
喧嘩の時にこういう経験ありませんか?
このように、過去の複数の出来事が蘇り、怒りの方向性がずれてきて、男性からしてみると「なんで今その話が出てくるの?」となってしまうのです。
女性が突然泣き出してしまうのも、マルチタスクがゆえに、色々な思いが蘇り、感情が溢れてしまい泣き出してしまうのかも、知れませんね。
女性は幼少期から学んでいる
幼少期に、男の子に意地悪されて、女の子が泣くと、必ず大人達が弱い女の子の味方についていました。
「男の子が女の子を泣かしてはダメ!」と男の子は幼少期に教わりながら育っています。
しかし女の子もその辺りは、しっかり学んでいます。
男性に負けそうになったら、泣くことで局面が打開されることを、女性は知っています。
目の前の女性に泣かれた男性は、「弱い女性を泣かしたひどい男」としてレッテルを貼られ、罪悪感を感じてしまいます。
その為、早く泣き止んで欲しい男性は、たちまち譲歩をしいやられ、女性の涙にまんまとやられてしまうのです。
女性の涙を止める方法は?
泣くという行為は、感情の爆発によって起こります。
同じ感情の爆発でも、「怒り」とは異なり、感情が溢れた時に、不安、悔しさ、悲しさ、恐怖といった思いによって起きる現象です。
そんな時、相手に泣き止んでもらう為に、優しい言葉をかけたり、機嫌をとったりして、しまうのが男性ですが、これは良くありません。
感情がコップいっぱい溜まっていますので、これを一度カラになるまで、待ってあげる必要があります。
したがって、女性が感極まって泣き出したら、静かに黙って見守ることが大事です。
これらの感情のコップの中が、カラになる事で、感情が排出され泣いた後は、気分が落ち着きます。
思いっきり泣けば、後から気分がスッキリして「カタルシス」という効果が得られる為、感情が冷静になります。
泣き止むまで待ち続け、泣き止んだら「落ち着いた?」と声をかけてあげましょう。
冷静さを取り戻した女性は、あなたの言葉にも耳を傾けてくれるはずです。
もう一度冷静に意見を交わし、お互いの歩み寄りを図ってみましょう。
まとめ
今回は「突然黙り込む男性」「突然泣き出してしまう女性」について書いてみました。
男性と女性はそもそも脳の仕組みや、育ってきた環境、潜在意識が違います。
そのことを理解することで、男性も女性に歩み寄り、女性も男性に歩み寄ることができます。
お互いのことを理解して、人間関係を良くしていきたいですね。
コメント