女性の心理が分からずに苦戦している男性はいませんか?
もちろん、男性心理が分からず、苦戦している女性も多いと思います。
みなさん経験あると思いますが、女性から「相談があるんだけど」と言われて、親身になって相談にのったのにも関わらず、女性が不機嫌になってしまった。
そんな経験ありませんか?
「相談があるというから、真剣に答えたのに….」と思う男性。
「私はただ、聞いてもらいだけなの!」と思う女性。
そんな男性と女性のすれ違いは、脳の仕組みから起きています。
過去にさかのぼります。
男性は「競争原理」にさらされていますので、常に獲物を取るために、合理的な思考をめぐらし、獲物の獲得方法や失敗方法など論理的思考で考えてきました。
一方女性は、男性が獲物を取る間、家を守る必要があるため、表面的にも女性同士仲良く振る舞い、お互いが共感し合っているスタンスを取ってきました。
こんな昔からの刷り込みによって、本能的に男性と女性は違うので、すれ違いは多くて当然です。
ですから、お互いの事をきちんと理解し、相手との歩み寄りが必要になってきます。
そんな、男性と女性のすれ違いや、どうしたら分かち合えるのかを、お話したいと思います。
・男性と女性のすれ違いの原因
・男性が喜ぶ言葉
・女性が喜ぶセリフ
・恋愛感の男女の違いについて
男性と女性の会話がすれ違いは脳の違いにある
女性は「結果」や「結論」よりも重視しているポイントがあります。
しかし男性は、「結果」「結論」を重視してしまう傾向にあります。
ですから、女性が男性に会話をしても、噛み合わない時ありませんか?
男性の会話とは「会話で問題を解決」する為のもの。そして「会話は要点を伝えるもの」。
女性の会話とは「協調や共感」を大事にするもの。そして「会話は気持ちを伝えるもの」。
このように男性と女性では、考え方が違います。
なぜこのように違いがでてくるのでしょうか?
男性の考え方
「男性脳」はもともと狩猟本能があるので、「結果」や「結論」にこだわります。
狩猟は、獲物が得られたかどうかが、すべてだからです。
こんなことから、男性は原因や結果といった、物事を思考する習慣が身に付いている為、論理的に物事を考えてしまいます。
そして、獲物が得られなければ、「失敗」に終わります。
ですから、「失敗」した時や、「マイナスな言葉」、「嫌な出来事には」、めっぽう弱い傾向にあります。
女性が男性に「いつまでもクヨクヨするな!」っと言っても、なかなか立ち直れません。
女性の考え方
女性は男性が狩りに行っている間、集落で集団行動をしながら、家族や家を守っています。
女性同士の集団で、表面的に仲良く協力しあいながら、子育てや果実の収集を行うことが本能的に刷り込まれています。
表面的に取り留めのない話をしながら、共感し合う事で、仲間としての認識を共有するわけです。
そして女性は、男性に比べて非力ですから、暴力や争い事を望みません。
そんな女性に接する男性は、男性同士の時とスタンスを変えていかないと、女性から「脅威」にもたれてしまいます。
「脅威」は「安心」反対ですから、女性に嫌われます。
ですから、男性が女性に「威圧的」な態度や「攻撃的な言葉」は女性に好まれませんので、こう言う男性はモテません。
女性を「安心」させる言葉や、「共感して認め合う」言葉が女性は好むと言うことを男性は覚えておきましょう。
そして、態度で示すのではなく、言葉で伝えてあげることを、お忘れなく。
男性を惹きつける女性の会話術
男性も女性も、お互いの異性が喜ぶ事、嫌う事を理解していないと、なかなか上手くいきません。
男性は良く「沈黙思考」に入る時があります。
これは、男性がシングルタスク(一つのことしかできない)脳の働きによるものです。
つまり、考えごとをしている最中なんですよね。
そんな時は、ほっといてあげるべきで、
「ねえねえ、なんで黙っているの?何か言いなさいよ。何考えているの?」
などと言ってしまうと、ウザいだけで、男性から嫌われます。
こうした、男性の考え方を知っておかないと、なかなか男女は上手くいきません。
男性が言われて傷つく言葉
男性は単純なので、傷つくのも簡単です。
女性の言葉一つで簡単に、男性のメンタルを落とす事ができます。
男性は常に、女性を守りヒーローでありたいと心の中では思っています。
そんな時に女性に「傷つく言葉」を言われてしまうと、とても落ち込んでしまいます。
特に男性が言われて傷つく言葉はこちらです。
男性の無知を責める
- 「なんでそんなこともわからないの?」
- 「教養ないのね」
- 「嘘でしょ。なんで理解できないの?」
- 「そんなことも知らなかったの?」
男性の趣味をけなす
- 「変な趣味」
- 「幼稚な趣味ね」
- 「バカみたい」
- 「気持ち悪いんだけど」
男性の価値を否定する
- 「気が小さいのね」
- 「度胸がないのね」
- 「器が小さいのね」
- 「男らしくないのね」
男性は容姿に限らず、プライドがとても高い動物です。
これは、女性のみなさん覚えておいてください。
そして、「男性が言われて傷つく言葉」を女性から言われてしまうと、ショックで立ち直れません。
もちろん、プライドが高い男性ですので、表には見せませんが、心の中では泣いています。
少々面倒ですが、優しく扱ってあげてくださいね。
男性が言われて嬉しい言葉
先ほど、男性は単純と書きましたが、本当にその通りで、メンタルを落とすのも簡単ですが、メンタルを上げるのもとても簡単です。
男性は、「他の男性よりも優れていたい」と言うヒーロー思考の、小さなプライドをもっています。
女性から見たら、「なんじゃそれ」と言う小さな小さなプライドを、大事に抱えています。
ですから、そこを褒めてあげると男性は、とても喜びます。
男性の博識を褒める
- 「知らなかったわ。さすがね!」
- 「凄く詳しいですね」
- 「とても勉強になりました」
- 「なんでも知っていて頼りになるわ」
男性の趣味を褒める
- 「凄く楽しそうですね」
- 「素敵な趣味だわ」
- 「カッコいいね」
- 「私もやってみたいな」
男性の価値を褒める
- 「頭が良いね」
- 「とても立派」
- 「凄い人なんですね」
- 「さすがですね」
このように、男性は「褒められる」ことに、とても弱い動物です。
褒められて嬉しくない男性は少ないと思います。
男性は「褒めて育てろ」とは良く言ったものです。
男性の扱いに慣れている女性は、会話の中に巧みに「男性を褒める」言葉を使います。
「仕事」「恋愛」「夫婦」「子育て」においても、男性は「褒めると喜ぶ」と知っています。
男性を惹きつけるには、「褒める言葉」を上手に使って手のひらの上で、転がして見てください。
女性が喜ぶセリフとは?
男性の「論理思考」に対して、女性は「共感思考」です。
そもそも男性は、褒めるのが苦手です。
男性はもともと、獲物や女性をめぐる上でライバル同士ですから、男性が男性を褒めることを好まない傾向にあります。
男性が同性を褒めると、相手が自分よりも上の存在になったような気がして、敗北感を感じてしまうからです。
その為、男性は褒めることに慣れていません。
だから女性を前にしても、ベタな褒め方しかできません。
「綺麗だね」「可愛いね」などを繰り返す男性が多いのはそのせいです。
男性は「視覚」に映るものストレートに表現してしまいます。
女性は言われて嬉しいものの「またかよ」「そこかよ」「知ってるわ」などと思ってしまうのも事実です。
視覚に映るものでは無く、心に感じたことを表現すべき
男性は「視覚」に映るものだけではなく、心に感じたことを表現すべきです。
なぜなら、女性の「共感」に響くからです。
- 「センスが良いね」
- 「気が利くね」
- 「一緒にいると楽しい」
- 「今日のご飯すごく美味しいね」
- 「あっ!髪型変わったね。とても似合ってる」
相手のことを良く見て、心に感じたことを表現することで、相手にも伝わります。
女性が喜ぶ褒め言葉を、男性が使うことで、女性を綺麗にさせる魔法の言葉にもなりますから、男性は上手に使いましょう。
特に「結婚している」「恋愛を長くしている」「職場に女性がいる」などの男性陣は、特に言葉足らずになりがちです。
- ・美容室に行って来た女性に対して
-
「ロングスタイルも良かったけど、ショートスタイルも素敵だね!とても似合っているよ」
- ・出かけ時の妻や彼女の服装を見て
-
「その服可愛いね!とても似合っているよ」
- ・飲み会や同窓会の後に
-
「やっぱり、君が一番可愛いよ」
- ・子供に
-
「ママって他のお母さんと比べて綺麗だろう」
このような上手な褒め言葉は、女性を綺麗にさせる魔法の言葉でもありますし、女性が「いつまでも若くいよう」「常に綺麗でいよう」という潜在意識まで浸透していきます。
女性への「美への賞賛」は忘れてはいけません。
恋愛について男女の考え方の違い
男性と女性では、恋愛面においては、どんなことが違うのでしょうか?
「恋人が何を考えているか、さっぱりわからない」って思っている人いませんか?
そもそも男性、女性の脳の仕組みや考え方が違うので、すれ違いは当然起こります。
しかし、理由を知ることで、お互い歩み寄ることができてきますので、是非知っておいてくださいね。
男性の愛情表現は?
恋人と付き合っている過程で、愛情を感じることがあると、思います。
しかし、男性と女性では愛情の感じ方が異なります。
男性は、頻繁に愛を伝えるのではなく、誕生日や記念日などに、大きな愛情表現をしようとします。
何度も愛情表現をするのではなく、一度にインパクトの大きい愛情表現する傾向にあります。
高級なブランド品や、アクセサリーなどをプレゼントで送りたがるのも、インパクトを与えて愛情表現しているからです。
「こんな高級品をあなたに送る」「こんな高級レストランで食事をさせてあげたい」など、「これだけあなたに尽くしています」という愛情表現なのです。
もちろん見栄張りな男性ですから、「俺はこんなに経済力もあって凄いんだぞ」というアピールでもあるんですけどね。
女性の愛情表現は?
女性は常に「愛の温度」を測っています。
愛情を毎日確認しています。
ですから、毎日の積み重ねが大切になってきます。
どれだけの回数を愛されてきたかで、幸福度も変わってきます。
記念日に素敵なプレゼントは、あたり前ですが、何でもない日にお花をプレゼントしたり、ケーキなどを彼女の為に買ってあげることで、「毎日愛されている」という実感が欲しいのです。
愛を積み重ねていくことは、女性の安心感にもつながってきます。
いつまで変わらない愛情を示してあげることで、幸福感を味わっていますので、女性にはコツコツと愛情を積み重ねて行く事が大切ですね。
恋人との情報伝達の違い
恋人同士なら毎日連絡したいですよね。
しかし、男性と女性は情報伝達の考え方に違いがあります。
男性は、用事があったり連絡事項がある時に、連絡しようとします。
しかし、女性は常に情報が知りたくて、「今どんな状況か?」確認しておきたいのが女性です。
女性は連絡してくる回数で、幸せを確認しています。
時間が空いたら「自分のことを考えて欲しい」という女性の思いが込められています。
そして愛の温度を測りながら、コミニケーションを取っています。
一方の男性は、「要件がある時に連絡はするもの」と捉えている為、連絡を取る事をコミニケーションだとは、思っていません。
考えを表現するのが、苦手な男性ですから、文字にして表現するのも同じように苦手です。
女性が「なんで連絡してくれないの?」と言っても男性は「連絡事項がないから」などと平気で思っています。
この辺りはお互いがコミニケーションを取り、理解しあいながら、歩み寄る必要があるかもしれませんね。
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